「凡对于时弊的攻击,文字须与时弊同时灭亡,
因为这正如白血轮之酿成疮疖一般,
倘非自身也被排除,则当它的生命的存留中,
也即证明着病菌尚在。」
これの日本語訳はこうです。
「およそ時弊の攻撃においては、文章は時弊とともに滅びるものだ。
というのも、白血球が出来物を腫らすのと同じく、
みずからが排除されずに、その命が残っている限り、
病原菌もまた存在することを照明しているのだから。」
ここで、魯迅はその時代の悪習の攻撃によって、すぐれた文章もその悪習とともに滅ぼされてしまう、といっています。時代の悪習が、文章とともに滅びるときが来るといっています。文章が存在する限り、その時代に悪習そのものはつきものだともいっています。また、時代の悪習があるかぎり、それを正すべく文章もまた存在することをいっています。