今日の箴言「无论爱什么」(なにを愛するにせよ)

 今日の魯迅箴言は、「无论爱什么」(何を愛するにせよ)です。
 「无论爱什么,--饭,异性,国,民族,人类等等,
    只有纠缠如毒蛇,执着如怨鬼,
    二六时中,没有巳时者有望。」
 これの日本語訳はこうです。
 「何を愛するにせよ―飯、異性、国、民族、人類などなど・・・
 毒蛇のようにまとわりつき、怨霊のように執着し、
 四六時中、止むことなく愛し続ける者は、望みはある。」
 ここで、魯迅は何でもいいから、飯、異姓、国、民族、人類などについて徹底的にまとわりつき、執着して、愛し続けている者にしか望みはない、と言っています。愛が成就するかどうかはわからないけれど、とにかく徹頭徹尾あいしつづけなければ、希望はうまれないといっているのです。
 ここで語句はこうです。
 にせよ;无论wulun
 なに;什么shenme
 愛;爱ai
 飯;饭fan
 異性;异性
 国;国yixing
 民族;民族minzu
 人類;人类renlei
 毒蛇;毒蛇dushe
 まとわりつく;纠缠jiuchan
 執着;执着zhizhao
 怨霊;怨鬼yuangui
 四六時中;二六时中erliu shizhong
 有望;有望youwang