28日の高校同期会で、84歳をむかえる国語教師だった恩師は、「いまの首相の政治手法をみたとき、自分の旧制中学時代を思い出し、戦争を始めようとしているのではないかと心が痛んでいる。」と挨拶しました。そして、自分は教え子を戦場へ送り出すまい、二度と戦争はしたくないと心に誓ってきたのに、最近のこの国の動きをみたとき国民の不安、反対を押し切って、戦争をする国へとしゃにむに向かわせようとしている。私たちは、自分でできることをやって、日本が戦争にまきこまれたり、戦争をしかける国にならないようにしなければならない、と私たち64・65歳になった教え子に訴えました。
政府は先週末の与党合意をうけ、明日(7月1日)にも憲法解釈の変更により、改憲しないまま集団的自衛権の行使の名のもとに、自衛隊による武力行使容認を閣議決定しようとしています。こうしたなか、北朝鮮が昨日、ミサイルを日本海へ発射しています。