負けて爽やか青高ナイン

 昨日の決勝戦、一夜明けて、やはりあと一歩で甲子園出場を逃した悔しさがこみあげてきています。でも、負けても爽やかな笑顔で通した青高のナインの姿が目に残り、とても気持が落ち着いています。悔しさ反面、とても穏やかな気持、まことに不思議な気分なのです。
 進学校の三年のクラス担任であり、体育教師でもある里村監督にのしかかった甲子園出場という重圧は、並大抵のものではなかったと思います。指導者として孤軍奮闘して、決勝戦まで勝ち上がり、決勝戦でもいい試合をしながらも、負けたことを自らの責とし、選手の活躍をたたえた姿は立派だと思います。里村監督の労をねぎらいたい気持でいっぱいです。