12月13日、のら猫の糞して居るや冬の庭

 今日は12月13日、火曜日です。昨日の朝、起きてみたら20センチ雪が積もっていました。(午前8時、玄関のチャイムが鳴った。誰だろうとドアを開けると、見知らぬ女性が頭に雪をのせて立っていた。女性はいった、「兄さんですね」)

 表題の句は、明治32年12月13日の句です。子規の病室はガラス障子になり、寝床から庭が見えるようになったのです。冬の庭ののどかな様子がうかがえます。

 今日の魯迅箴言130は、箴言43です。
 谣言这东西,却确是造谣者本心所希望的事实,我们可以借此看看一部分人的思想和行为。
 Yáoyán zhè dōngxī, què què shì zàoyáo zhě běn xīn suǒ xīwàng de shìshí, wǒmen kěyǐ jiè cǐ kàn kàn yībùfèn rén de sīxiǎng hé xíngwéi.
 デマというやつは、たしかに張本人が心底から願っている事実だから、我々はそこから、一部の人間の思想と行為を見てとれる。
 ここで、謡言とはデマの事です。デマを飛ばす人間の本心で願っていることだから、その人間の思想と行為を見ることができる、と魯迅は言っています