5月20日、古道の岡に上るところ茨白し

 今日は5月20日、月曜日です。今日は、クリニックの日です。11時に行き、1時過ぎに北狄の青柳さんと会い、小説のことを話し合い、3時50分の便で伊丹に行くことにしました。大阪梅田で小笠原君と会うことになっています。梅田で日本酒をごちそうになりました。彼の兄が4月に倒れ、5月の連休に亡くなって、伊丹と青森を2往復したとのことでした。伊丹空港のそばの東横インに泊まりました。居酒屋の場所を間違えて、梅田の地下街を15分も歩かされました。昔(秋田大学鉱山学部在学中の頃)のことを沢山、思い出しました。小説に書くことがたくさん残っています。
 標題の句は、子規が明治30年の句です。同じ5月20日、三年後、子規庵で万葉集輪講を開き、輪講が終わって雨の庭を眺めて、雨中即景として12句作ったとのことです。
 今日の魯迅箴言は、箴言125です。
 我们从古以来,
  就有理头苦干的人,
  有拼命硬干的人,
  有为民请命的人,
  有舍身求法的人,
  虽是等于为帝王将相作家谱的所谓「正史」,
  也往往掩不住他们的光耀,
  这就是中国的脊梁。
 我々には古くから、わき目もふらずに励む人、懸命にやり通す人、
 民のために助けを請う人、捨て身で真理を求める人がいた。
 ・・・・・・帝王や将軍・宰相の家譜にも等しい、いわゆる「正史」といえど、
 往々にして彼らの輝きを覆い隠すことはできなかった。
 これこそ、中国の脊梁である。