魯迅箴言日記 2019/12/03 筆に声あり霰の竹を打つ如し

 今日は12月3日、火曜日です。一週間遅れましたが、漸くの事で、北狄389号の原稿を印刷のさいとうさんに送ることができました。ほっとしました。あきむらさんの体調不良で断念されたのが残念ですが、致し方ありません。今月中の発行に全力を尽くします。

 

 今日の子規歳時は、新聞記者時代の子規の活躍ぶりをしめした句で、明治31年の作です。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言320です。

 忘记是谁说的了,

    总之是,

    要极省检的画出一个人的特点,

    最好是画他的眼睛。

    我以为这话是极对的,

    倘若画了全副的头发,

    即使细得逼真,

    也毫无意思。

    誰が言ったのか忘れていまったが、

 つまり、

 極力筆を省いて一人の人間の特徴を描くには、

 彼の眼を描けばいい、と。

 これは的を射て妙である。

 頭髪のすべてを描いたところで、

 細かさは真に迫るにしても、

 まったく意味はない、のだ。