魯迅箴言日記 2020/1/3 蒲団から首出せば年の明けて居る

 今日は1月3日、金曜日です。駅前公園で、昼から今年最初のスタンディングアピールがあります。午後からは、日課をやり、小説を書き、川柳をつくり、年賀状を書きます。

 

 今日の子規歳時は、「蒲団から首出せば年の明けて居る」(明治30年)です。季語は「年の明け」です。正岡子規は、明治16年上京し、17年は初めて東京の正月を迎えています。18年は猿楽町の下宿で雑煮を食べ、19年は下宿料を払えず、大晦日に逃げ出すくらい、苦しい新年であったようです。私の今年(2020年)の新年は、とても穏やかな新年でした。家族がみなどうにか元気で新年を迎えられたのは、とても幸せです。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言351です。

 爱看书的青年,

    大可以看看本分以外的书,

    即课外的书,

    不要只将课内的书抱住。

    ……     

    即使和本业毫不相干的,

    也要泛览。

    譬如学理科的,偏看看文学书,

    学文学的,偏看看科学书,

    看看别个在那里研究的,

    究竟是怎么一回事。

    这样子,

    对于别人,别事,

    可以有更深的了解。

 読書好きの青年は、

 学課の書物だけにかじりついていないで、

 どしどしほかの書物、

 つまり課外の本を読んだらいいということです。

 ……

 それが自分の本務と全く関係のないものでも、

 ひろく読むのがいいといっているのです。

 たとえば理科を勉強している人は、文学書を読み、

 文学を研究している人は、科学書を読んで、

 ほかの畑の人は一体どんなことを研究しているのかをみてみるのです。

 かようにすれば、

 ほかの人々に対して、

 また自分の専門外のことに対して、

 一そう深く理解することができます。