魯迅箴言日記 2021/10/16 舟過ぐる水の光や星月夜(明治31年、1898年)

 今日は10月16日、土曜日です。今日は、10時に青柳の事務所、15時に升田事務所へアンケートの回答を送付、15時半に生協へ。4時半もう一度青柳事務所。5時半からとり平で笹森先生。階下のデスクトップがインターネット開通し、気分良し。5万円でパソコン取り替え。ほかに冷蔵庫老朽破壊。20万円のうち、5万円負担。孫二人の七五三お祝い金2万円。なにかと負担が多い。

 

夏目漱石

   

 うとうととして目がさめると女はいつのまにか、隣のじいさんと話を始めている。このじいさんはたしかに前の前の駅から乗ったいなか者である。発車まぎわに頓狂な声を出して駆け込んで来て、いきなり肌をぬいだと思ったら背中にお灸のあとがいっぱいあったので、三四郎の記憶に残っている。じいさんが汗をふいて、肌を入れて、女の隣に腰をかけたまでよく注意して見ていたくらいである。

 

とん‐きょう 【頓狂】 ‥キヤウ

あわてて間が抜けていること。だしぬけで調子はずれなこと。「―な声をあげる」

[広辞苑 第七版]

きゅう 【灸】 キウ

漢方療法の一つ。もぐさを肌の局部、経穴けいけつ・灸穴にのせてこれに火を点じて焼き、その熱気によって病を治療すること。やいと。灸治。灸術。

○灸を据える きゅうをすえる

戒めるために痛い目にあわせる。強く叱責する。

[広辞苑 第七版]