魯迅箴言日記 2021/10/17 十一人一人になりて秋の暮(明治28年、1895年)

 今日は10月17日、日曜日です。10月8日の日に階下の部屋のデスクトップパソコンがついに壊れてしまいました。10日まで復旧につとめましたが、どうにも起動しなくなり、10年以上使っているので限界とのことで、アマゾンで新しい機種のものを購入しなおしました。12日についにPCが届きました。仕事の関係で梱包を解いて、電源をいれてもなかなかつながりません。発送元のPCの会社に問い合わせてもなかなか埒があきません。いろいろやってみて、インターネットにつながっていなかったことがわかり、最終的にようやくWindowsが起動したのが15日の夜でした。16日に朝起きて、再起動かけてちゃんとWindowsが起動して、ホーム画面になったときは感動で胸が高鳴りました。

 今日はそんなわけで、ブログを階下の新パソコンで「カバのため息」と「魯迅箴言日記」を更新しています。

 

漱石三四郎

 

 女とは京都からの相乗りである。乗った時から三四郎の目についた。第一色が黒い。三四郎は九州から山陽線に移って、だんだん京大阪へ近づいて来るうちに、女の色が次第に白くなるのでいつのまにか故郷を遠のくような哀れを感じていた。それでこの女が車室にはいって来た時は、なんとなく異性の味方を得た心持ちがした。この女の色はじっさい九州色であった。