魯迅箴言日記 2022/02/03 四十二の古ふんどしや厄落し(明治34年、1901年)

 

 今日は2月3日、木曜日です。昨晩は、10時15分まで8時から勉強して、床につきました。すぐには眠れなくて、結局、床にはいって卓上蛍光灯で世界の12月号の実島論文を読んで寝ました。「新しい資本主義」とは何か、よくわかりました。

 今日は朝、5時50分に起き、12の課題について、朝食をはさんで、10時に追えました。松栄堂から土産に菓子折を買って、女鹿沢の海老名さんのところへ行きました。海老名さんからふじ、金星、シナノゴールド、無袋の金星をリンゴ箱いっぱい(20kg.以上)もらいました。宇野食堂でラーメンの大盛、アップルヒルの離れにあるカフェに行って珈琲を飲みました。海老名さんを送って女鹿沢の家に行き、帰りにUターンしようとして、リアバンパーを堅雪にぶつけてしまいました。とにかく、浪岡のりんごをいただいて帰りました。ことしは当分、リンゴを買わなくてすみそうです。1時半に帰宅し、さっそく無袋の金星を食しましたが、香りと甘さが特別でした。

 海老名さんとは、山の話(徳島の山奥、パキスタン)、外国旅行の話(イラン、ニューヨーク)、りんごの生産費の話(末端価格の23%)、流通の問題、外国産のりんごの輸入の話、台湾の日本リンゴのシェア(14%)の話、合併のときの木村守男の対応、加藤新吉の判断間違い、等々、おもしろい話ばかりでした。

 今日の子規歳時は、「四十二の古ふんどしや厄落し(明治34年、1901年)」です。

やく 【厄】

①くるしみ。わざわい。災難。「不慮の―にあう」

②厄年やくどしのこと。「19の―」「まえ―」

③疱瘡ほうそう。浮世風呂(3)「お孫さまがお―を遊ばしたさうでございますネ」
[広辞苑 第七版]

やく‐おとし 【厄落し】

①厄難をはらい落とすため、神仏に参ったり金銭をそっと捨てたりすること。やくはらい。日本永代蔵(5)「さる大名の御―の金子四百三十両」。「―に参拝する」

②厄年の前年の節分の日に、自分の衣服・器物を街路・山野などに捨てること。冬
[広辞苑 第七版]

やく‐どし 【厄年】

人の一生のうち、厄にあうおそれが多いから忌み慎まねばならないとする年。数え年で男は25・42・61歳、女は19・33・37歳などという。特に男の42歳と女の33歳を大厄たいやくという。また厄年の前後の年も前厄まえやく・後厄あとやくといって恐れ慎む風があった。厄回り。年忌としいみ。宇津保物語(楼上下)「左大殿の―におはするとて」
[広辞苑 第七版]

 今日の魯迅箴言は、箴言130-97「屑米で青年を養えば、」です。

 用秕谷来养青年。是决不会壮大的,

    将来的成就,且要更渺小,……

 屑米で青年を養えば、けっして大きく丈夫には育たず、

 将来に成し得ることは、ましてや貧弱なものにしかなるまい……