魯迅箴言日記 2019/12/31 大三十日愚なり元日猶愚なり

 今日は2019年12月31日、最後の一日です。昨日は、青柳さんに北狄389号を5部余分に必要とのことで、5部届け、松栄堂からお菓子を買って、浪岡の海老名鉄芳さんの所へリンゴ箱を返しにいきました。ちょうど、お孫さんの昼ごはん時ということで家には上がらず小屋にいって、返したリンゴ箱とは別の箱に入ったふじのほかに金星と信濃ゴールドを足して箱いっぱいのリンゴをもらうことになりました。駅前の宇野食堂でラーメンを食べ、そのあと鉄芳さんがタバコを吸える喫茶店を探し、結局、役場向かいの喫茶店で窓から白雪に覆われた八甲田山と南八甲田山を眺めながら、鉄芳さんの山歩きと外国旅行の話を聞きました。結局、3時間、鉄芳さんの話を聞きました。最後に鉄芳さんを女鹿沢の自宅まで送り、奥の小屋のトラクターや田植え機などの機械をみせてもらいながら、南向きの小屋の壁に吊るしてあった干し柿をもらって、再会を約して帰路につきました。リンゴ4町5反歩、水田9町歩を息子さんと二人でやる豪農ぶりをたっぷりと拝聴拝見したのでした。帰り路、トイレに行きたくて、警察署の手前のサトチョーに寄り、用をたしてから、鯨の缶詰を1個買って帰りました。

 玄関前に車を停め、荷台から家の中までリンゴ箱を運ぶのに往生しました。とても重く、それを軽々と運んで車につけてくれた鉄芳さんに関心もしたのでした。

 4時に古川2丁目の私の事務所へ行き、コーヒー1杯を飲み、小説に手を加え、5時に古川1丁目のGEA事務所へ歩いて行き、郵便箱を開け、1月の会議の案内に返事を出し、6時に事務所を出て、銀行によって、カネモトから敷金の入金を確認し、古川2丁目の事務所から車を出し、家に6時半に戻りました。

 

 今日の子規歳時は、明治18年の大晦日(大三十日)の思い出を詠んだ明治34年の句です。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言348です。

 倘要完全的书,

    天下可读的书怕要绝无,

    倘要完全的人,

    天下配话的人也就有有限。

 もしも、完全なる書物があるとすれば、

 それを読むべき必要など全くありません。

 もしも、完全なる人間がいるとすれば、

 そんな人と話ができる人など本当に限られています。