魯迅箴言日記 2022/02/06 凧揚げて天狗をたのむ童かな(明治29年、1896年) 

 今日は2月6日、日曜日です。北京オリンピックが4日に始まりましたが、日本選手の活躍はいまのところ順調ではありません。それにしても開会式の演出はさすがでした。中国は国力を世界に発出するためにオリンピックを利用したのはありありです。いまの中国は石原慎太郎が想う中国とは余りにも違いすぎます。その中国を知る前に彼は死にました。まさに、時代の流れです。北京と上海にはこの8年ほど行っていませんが、東京以上に都市化、近代化が進んでいると思います。26倍の国土と14億人の人口を統治している中国共産党に新しい資本主義などと世迷言を唱える日本は敵うはずがありません。私は淡々と何が正しいかと考えながら、辺境の地で生きて、書き、行動する以外にありません。

 今日の子規歳時は、「凧揚げて天狗をたのむ童かな(明治29年、1896年)」です。

 今日の魯迅箴言は、箴言130-100「希望は存在とともにあるのです。」です。

 希望是附丽于存在的,

    有存在,便有希望,有希望,便是光明。

 希望は存在とともにあるものです。

 存在あるところに希望はあり、希望あるところに光明があります。