魯迅箴言日記 2023/05/20 茨さくや根岸の里の貸本屋(明治26年、1893年)

 今日は5月20日、土曜日です。今日は、5時に起き、8時まで資料の整理、メールの確認、日程調整を行ないました。7時から10時まで日課を行ない、10時からウェブ会議で研究会があり、田中信孝先生の講演をききました。昼食後、1時半に北東北小水力利用推進協議会の講演会に参加するために鹿角市花輪のエスボワールかづのに向いました。「世界で最も幸せな国デンマーク――その理由について」についてウェビナー講演会です。講師はデンマーク国のコペンハーゲンからスズキケンさんでした。講演のあと、懇親会があり、「ガーデンかわむら」という宿に泊まります。

 今日の子規歳時は、「茨さくや根岸の里の貸本屋明治26年1893年)」です。

 子規は明治25年、東京根岸の陸羯南宅の西隣に居を移し、その2年後に、羯南宅の東隣に引越し、そこが子規庵となる。そこで、茨咲く根岸の貸本屋を贔屓にしていたようです。

 今日の魯迅箴言は、箴言365‐31「中国は古い国で、」です。

 中国是古国,

   历史长了,

   花样也多,

   情形复杂,

   做人他特别难,

   我觉得别的国度里,

   处世法总还要简单,

   所以每个人可以有工夫做些事,

   在中国,

   则单事为生活,

   就要化去生命的几乎全部。

 中国は古い国で、

 歴史が長く、

 何もかも種々雑多で、

 事情が複雑だから、

 人間として生きていくことも特別に難しい、

 ほかの国だったら、 

 処世法もずっと簡単だから、

 各人が仕事をする暇も十分あるだろうと思う。

 ところが中国では、

 単に生活のためだけに、

 生命の殆ど全部を使い果たさねばならない。