「人往往憎和尚,憎尼姑,
憎回教徒,增耶教徒,而不憎道士。
懂得此理者,懂得中国大半。」
これの日本語訳はこうなります。
「中国人は、しばしば坊さんを嫌い、尼さんを嫌い、
回教徒を嫌い、キリスト教徒を嫌うが、道士を嫌うことはない。
その理由がわかれば、中国の大半をわかったことになる。」
ここで、魯迅は、中国人はしばしば坊さんも、尼さんも、回教徒も、キリスト教徒も嫌うが、道士だけはきらうことがない、その理由がわかれば中国の大半がわかったことになる、と言っています。なぜ同士なのか謎です。
今日の語句・語彙はこうです。
往々;往往 wangwang
和尚;和尚 heshang
尼僧;尼姑 nigu
回教徒;回教徒 huijiaotu
キリスト教徒;耶教徒 yajiaotu
道士;道士 daosho
理由;理者 lizhe
わかる;懂得 dongde
中国;中国 zhongguo
大半;大半 daban