北日本文学賞に来年は応募したい

 富山県北日本新聞社北日本文学賞をやっている。30枚以内の短編で受賞作には100万円がもらえる。選者は宮本輝ひとりだ。新聞社の選考は四次までで、最終候補作数編の中から選者がひとりで受賞作を決める。選者の思い入れが強い文学賞だ。
 かつて、友人の古川壬生が最終選考に残った。「風の棚」という作品は、当選作よりはるかに質が上だと思った。しかし、選者の好みに合わないという理由で落とされたようだ。
 今年の応募は1500編もあったという。その中で一次・二次の選考結果が公表されている。その中に、私の旧知の人もいた。 
 来年こそ、私も応募するつもりだ。正月から夏にかけて静かに燃えたい。そして、私も…。