北京はいたって平静です

 私が泊まっているホテルは、北京市天安門人民大会堂にも近く、政府要人の宿舎にも近い静かなところです。北京首都国際空港から第3ターミナルから快軌という地下鉄に乗り、第2ターミナル経由で東査門(終点)まで25元でした。東査門で、東京の山手線のような都心を一回りする2号線に乗り換えます。地下鉄は2元です。地下鉄2号線の内回りの線に乗り、東四十条、朝陽門、を経て、建国門駅で中心部の東西を走る地下鉄1号線に乗り換えます。建国門から東単を経て、次の王府井駅で降りました。次の駅が天安門東駅です。
 私の予約したホテルは、王府井駅から天安門側へ150メートルくらい西へ歩くと南河沿大街があり、大街を右折して、最初の左折小路の奥にありました。本館と別館があり、私の部屋は別館の地階でした。
 二人が泊まれるダブルベッドの部屋で、3泊で975元でチェックインで保証料込みで1300元支払いました。チェックアウトのときに問題がなければ、325元が戻ってくる勘定です。中国のシステムなのでわかっていました。
 この料金は北京の中心部を考えれば、むしろ安いと教え子の隺(カク)さんは言います。去年7月に泊まった郊外のホテルに比べれば一泊100間以上高いのですが、交通の便がいいので、はるかに気持が楽です。
 仕事が終わってからきてくれた尹(イン)君と合流して、南河沿大街の向かい側にある火鍋屋(東来順貨彪街飯庄という店)で食事をしました。羊肉、牛肉のしゃぶしゃぶ鍋でとてもうまかった。434元でしたが、カクさんは高いと言っていました。長春では卒論の学生8人を火鍋屋に連れて行って、しこたま食べて飲んでも400元でしたから北京の中心部のこの店は高いといえます。私たちは90元の白酎を飲みましたが、1万4千元もする白酎もリストにはありました。びっくりです。
 これから、イン君とカクさんが来て、市内見学(歴史博物館、魯迅博物館など)に行くつもりです。