集団的自衛権行使容認の閣議決定

 昨日、安倍内閣憲法解釈の変更による集団的自衛権行使容認の閣議決定を行いました。このことは、これまで日本の安全保障における重要事項である憲法9条の解釈としてとってきた個別的自衛権に限定して、国民の生命と財産を守るために武力の行使をみとめてきたのを、つまり集団的自衛権行使は認めないとする憲法解釈を変更して日本を再び戦争のできる国としようという狙いがはっきりしました。ときの政権の判断だけで、集団的自衛権の範囲に該当するとして、国権を発動して、自国以外にも自衛隊を派遣できるようにしたものです。
 今朝、私はそのことを昨日につづいて訴えました。7月2日の風は爽やかでしたが、いつなんどき暗雲がさしこめるかわからない時代に突入したのでした。