6月23日、薫風や裸の上に松の影

 今日は、6月23日、木曜日です。川柳教室の宿題を提出し、北の街のコラムを書いています。事務所でひとり、のんびりとしずかに原稿を書いています。これもまたいいものです。キンドル漱石の「カーライル博物館」を読み、広辞苑で漢字・文言を検索しながら、ときどき瞑想に耽っています。

 今日の魯迅箴言365日は、箴言351です。
 爱看书的青年,大可以看看本分以外的书,即课外的书,不要只将课内的书抱住。・・・即使和本业毫不相干的,也要泛览。譬如学理科的,偏看看科学书,看看别个在那里研究的,究竟是怎么一回事。这样子,对于别人,别事,可以有更深的了解。
 Ài kànshū de qīngnián, dà kěyǐ kàn kàn běn fēn yǐwài de shū, jí kèwài de shū, bùyào zhǐ jiāng kè nèi de shū bào zhù.Jíshǐ hé běn yè háo bù xiānggān de, yě yào fàn lǎn. Pìrú xué lǐkē de, piān kàn kàn kēxué shū, kàn kàn bié gè zài nàlǐ yánjiū de, jiùjìng shì zěnme yī huí shì. Zhèyàng zi, duìyú biérén, bié shì, kěyǐ yǒu gēngshēn de liǎojiě.
 「読書の好きな青年は、学課の書物だけにかじりついていないで、どしどしほかの書物、つまり課外の本を読んだらいいということです。・・・それが、自分の本務とは全く関係のないものでも、ひろく読むがいいといっているのです。たとえば理科を勉強している人は、文学書を読み、文学を勉強している人は、科学書を読んで、ほかの畑の人は一体どんなことを研究しているのかをみてみるのです。かようにすれば、ほかの人々に対して、一層深く理解することができるのです。」