魯迅箴言日記 2019/12/29 詩百篇君去って歳行かんとす

 今日は12月29日、日曜日です。2019年もあと3日となりました。やることが沢山あります。この数日、川柳と同じように俳句の良さもわかるようになりました。季語が重要な意味をもつのがわかりました。ドラマには季節感が必要なのです。

 

 今日の子規歳時は、明治29年の句です。子規は、4月から12月30日まで「日本」に、松蘿玉液を連載しました。そのことを詠んだ句です。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言346です。

 清朝的考据家有人说过,

    「明人好刻古书而古书亡」,

    因为他们妄行校改。

    我以为这之后,

    则清人纂修四库全书而古书亡

    因为他们变乱旧式,删改原文;

    今人标点古书而古书亡,

    因为他们乱点一通,佛头着粪;

    这是古书的水火兵虫以外的三大厄。

 清朝考証学者の一人は、

 「明人が好んで古書の翻刻をしたために、古書は亡んだ」といった。

 というのは、明人が勝手に書き改めたからである。

 私はこう思う。

 その後、清人が『四書全書』を纂修したために古書は亡んだ。

 それは、清人が旧来の版式を混乱させ、原文を改刪したからである。

 また、今人が古書に句読点をつけたために古書は亡んだ。

 それは、彼らがでたらめに点をうって、仏頭に糞をつけたからである。

 これは、古書の受けた、水・火・戦・虫以外の三大厄である。