魯迅箴言日記 2020/01/12 万歳は今も烏帽子そ都鳥

 今日は2020年1月12日、日曜日、旧暦12月18日、甲寅、六白、大安の日です。昨日は、日課をやり、「内部留保の増加と社会的格差」の勉強をし、生協へ行き、買い物と30キロの玄米を精米してきました。30キロの玄米の袋を家から車の荷台、車から精米機まで運ぶのだけでも大変でした。夕食の前に、温泉へ行こうとして、鶴亀温泉と出町温泉に行きましたが、どちらも満員の様子が駐車場の車でわかり、結局、家の風呂で我慢することにしました。夕食には成田先生からもらった白酒「瀘州老窖二曲酒38度」を飲みました。生協で買ってきたマグロとニシンを肴に食べました。結局、7時半に眠り、10時半に起きました。内部留保の勉強を終えて、日課をやりながら朝を迎えました。

 甲寅;き‐の‐え【甲】(「木の兄(エ)」の意) 十干(ジツカン)の第一。とら【寅】①十二支の第三番目。②方角の名。東から30度北寄り。③昔の時刻の名。今の午前四時頃。また、その前後約二時間。

 六白;ろっ‐ぱく【六白】ロク‥九星の一。金星に配し、北西を本位とする。

 大安;たい‐あん【大安】暦注の六輝(ロツキ)の一。この日は吉日で、万事進んでよしという。今日では、多く結婚式などに用いられる。大安日。大安吉日。

 瀘州老窖;中国の白酒

 

 今日の子規歳時は、「万歳は今も烏帽子そ都鳥」(明治31年)です。明治29年1月に旧松山藩主久松定謨伯の凱旋祝賀宴が芝紅葉館で催されたとき、松山から沢田亀吉が招かれ、伊予万歳を演じたのを子規も見物しています。ここで、季語は万歳です。

 万歳;まん‐ざい【万歳】①よろずよ。万年。まんぜい。神楽歌、千歳法「―、―、―や」②年の始めに、風折烏帽子(カザオリエボシ)を戴き素襖(スオウ)を着て、腰鼓を打ち、当年の繁栄を祝い賀詞を歌って舞い、米銭を請う者。太夫と才蔵とが連れ立ち、才蔵のいう駄洒落を太夫がたしなめるという形式で滑稽な掛合いを演ずる。千秋万歳(センズマンザイ)に始まり、出身地により大和万歳・三河万歳・尾張万歳などがある。「漫才」はこれの現代化で、関西に起る。季・新年

 烏帽子;え‐ぼし【烏帽子】(烏カラスの羽のように黒く塗った帽子の意) 元服した男子が略装につける袋形のかぶりもの。奈良時代以来、結髪の一般化につれて広く庶民の間にも用いられた。貴族の間では私邸内の平常の料とし、階級・年齢などによって形と塗り様とを異にした。もと黒色の紗絹で作ったが、後世は紙で作り、漆で塗り固めた。立烏帽子・風折烏帽子・侍烏帽子・引立烏帽子・揉(モミ)烏帽子などがある。源柏木「―ばかりおし入れて」

 都鳥;みやこ‐どり【都鳥】①チドリの一種。大形で、背面黒く腹面は白色。嘴(クチバシ)は長くて黄赤色。新旧両大陸の寒帯で繁殖し、冬期は南へ渡る。海岸にすみ、春秋に日本を通過。②ユリカモメの雅称。古くから和歌・物語・歌謡などに現れる。うわちどり。季・冬。万20「来ゐつつ鳴くは―かも」。伊勢「名にし負はばいざ事とはむ―」③ユキスズメ科の海産巻貝。スズメガイに似た淡褐色の小さい笠形の貝。日本中部以南産

 

 今日の魯迅箴言は、箴言360です。

 恶意的批评家在嫰苗的地上驰马,

    那当然是十分快意的事;

    然而遭殃的是嫰苗――

    平常的苗和天才的苗。

 悪意の批評家は、幼い苗の畠の上に馬を走らせているのです。

 それは、もちろん、この上もなく気持ちよいことでしょう。

 しかしながら、災難に遭うのは、

 幼い苗ー

 普通の苗と天才の苗なのであります。