魯迅箴言日記 2020/03/10 山道や人去て雉あらはるる

 今日は3月10日、火曜日です。

 

 今日の子規歳時は、「山道や人去て雉あらはるる」(明治27年)です。この句は子規が政治のことを詠んだ句です。山道は政治の世界のこと、人とは大臣のことで、新しい大臣を雉にたとえています。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言130の53です。

 (原文)

  风雅的定律,

     一个人离开「本色」,是就要「俗」的。

     不识字人不算俗;

     富家儿郎也不算俗,

     他要做诗,又做不好,就俗了。

 (発音・拼音)

  Fēngyǎ de dìnglǜ,

  yīgè rén líkāi `běnsè', shì jiù yào `sú'de.

  Bù shí zì rén bù suàn sú;

  fùjiā er láng yě bù suàn sú,

  tā yào zuò shī, yòu zuò bù hǎo, jiù súle.

 (日本語訳)

  風雅の法則によると、

  人は「本色」から離れると「俗」になる。

  無理に詩文を引用して取り違えるから、俗になる。

  富豪の息子だから俗なのではなく、

  彼が詩を作ろうとしてうまくいかないから、俗なのだ。