魯迅箴言日記 2020/08/21 病床の我に露ちる思ひあり

 今日は8月21日、金曜日です。

 

 今日の子規歳時は、「病床の我に露ちる思ひあり」(明治35年)です。

 

 今日の日本国憲法は、

 第21条〔集会・結社・表現の自由、検閲の禁止、通信の秘密〕

(1)集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。

(2)検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言365日の87日目「これは明が滅んだあとのことである。」です。

 (原文)

  这是明亡后的事情。

       凡活着的,有些出于心服,

       多数是被压服的。

       但活得最舒服横恣的是汉奸;

       而活得最清高,被人尊敬的,

       是痛骂汉奸的逸民。

       后来自己寿终林下,

       儿子已不妨应试去了,

       而且各有一个好父亲。

       至于默默抗战的烈士,

       却很少能有一个遗孤。

 (拼音)

  Zhè shì míng wáng hòu de shìqíng.        

  Fán huózhe de, yǒuxiē chū yú xīnfú,        

  duōshù shì bèi yāfú de.        

  Dàn huó dé zuì shūfú héng zì de shì hànjiān;        

  ér huó dé zuì qīnggāo, bèi rén zūnjìng de,        

  shì tòng mà hànjiān de yìmín.        

  Hòulái zìjǐ shòu zhōng lín xià,        

  érzi yǐ bùfáng yìngshì qùle,        

  érqiě gè yǒu yīgè hǎo fùqīn.        

  Zhìyú mòmò kàngzhàn de lièshì,        

  què hěn shǎo néng yǒu yīgè yígū.

 (訳文)

  これは明が滅んだ後のことである。

  およそ生き残ったものは、心から

  服従したものもあったが、

  多数はただ最も美しく気ままに生きてきたのは宦官であった。

  最も高潔に生き、尊敬されたのは、

  宦官を痛罵した逸民であった。

  そして後に、自分が林の中で寿命を終えてしまえば、

  その息子が国家試験を受けに行っても構わなかったし、

  それぞれいい父親をもつことができた。

  黙々と抗戦した烈士にいたっては、

  ひとりの遺児を残すものも稀であった。