魯迅箴言日記 2022/06/16 傘さして売家見るやなめくじり(明治32年、1899年)

 今日は6月16日、木曜日です。今日は1日、家で北狄399号のニ校をやります。5時から、青柳事務所で釧路の地酒を王味の餃子で味わいます。

 今日の子規歳時は、「傘さして売家見るやなめくじり(明治32年、1899年)」です。

 なめくじ;有肺類の陸生巻貝のうち殻が退化したものの総称。一般にはそのうちのナメクジ科に属する一種の名称で、体長約6センチメートル、淡褐色で3条の暗褐色の帯がある。頭部に長短2対の触角があって、長い方の先端に眼がある。腹面全体の伸縮によって徐々に歩き、這った跡に粘液の筋を残す。塩をかけると体内の水分が出て縮む。暗湿所にすみ、草食性で野菜などを害する。雌雄同体。日本に広く分布。なめくじり。なめくじら。夏。新撰字鏡(8)「蜒、奈女久地」

 今日の魯迅箴言は、箴言130-49「名声の興廃は、」です。

 名声的起灭,

    也如光的起灭一样,

    起的时候,从近到远,

    灭的时候,远处倒还留着余光。

    名声の興廃は、

 光のそれと同じく、

 興るときは、近くから遠くへとひろがり、

 廃れるときは、かえって遠くに余光を留める。