魯迅箴言日記 2023/01/25 雪沓や雪無き町に這入りけり(明治34年、1901年)

 今日は1月25日、水曜日です。生協と市民の会、あいだにホテルでの面談。新報も11部配布しました。あとは、日課をやりました。

 今日の子規歳時は、「雪沓や雪無き町に這入りけり(明治34年、1901年)」です。

 やは切れ字。深い雪道への詠嘆。切れ字けりは、雪無き町にたどり着いた安堵の表現。

 今日の魯迅箴言は、箴言130-121「散文の体裁は、じつは自在に書けばいいのであって、破綻があってもかまわない」です。

 散文的体裁,其实是大可以随便的,有破绽也不妨。

    做作的写信和日记,恐怕也还不免有破绽,

    而一有破绽灭到不可收拾了。

    写其防破绽,不如忘破绽。

 散文の体裁は、じつは自在に書けばいいのであって、

 破綻があってもかまわない。

 作為的に書いた手紙や日記も、おそらく破綻は免れず、

 一度破綻すれば、収拾不能なほどに壊れてしまうだろう。

 破綻を避けようとするより、破綻を忘れるほうがいい。