魯迅箴言日記 2019/12/01 腹稿を暖めて居る懐炉かな

 今日は12月1日、日曜日です。今日から師走です。今日は午後1時から忘年句会です。それまでの時間、あと12時間あまり大事に過ごしたいものです。まずは日課から始めます。

 

 今日の子規は、子規がはじめて日本新聞に出社したのは、明治25年12月1日でしが、それは津軽人の社長陸羯南のお陰であった。子規と津軽はその点で間接的につながっています。この句は明治34年の句です。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言318です。

  散文的体裁,

    其实是大可以随便的,

    有破绽也不妨。

    做作的写信和日记,

    恐怕也还不免有破绽,

    而一有破绽,

    便破灭到不可收拾了。

    与其防破绽,

    不如忘破绽。

 散文の体裁は、

 実は、自在に書けばいいのであって、

 破綻があっても構わない。

 作為的に書いた手紙や日記も、

 おそらく破綻は免れず、

 一度破綻すれば、

 収拾不能なほどに壊れてしまうだろう。

 破綻を避けようとするより、

 破綻を忘れるほうがいい。