魯迅箴言日記 2023/04/18 石手寺へまはれば春の日暮れたり(明治28年、1895年) 

 今日は4月18日、火曜日です。昨日は佐井村の民宿宮野で朝、宮野さんと樋口さんに会うことができました。9時から役場で打ち合わせ会議、その後、牛滝の現場に行き、大間フェリー、ばんば飯屋、下風呂海峡の湯に寄り、5時に帰宅しました。5時半から7時半過ぎまで、寺町の一会で真木さん、未津きみさんと会食しました。

 今日の子規歳時は、「石手寺へまはれば春の日暮れたり(明治28年、1895年)」です。明治28年、清国へ従軍する前、一時帰休した際、道後から石手寺へまわったときの句である。

 今日の魯迅箴言は、箴言365-3「世界はこんなにも広い」です。

    世界竟是这么广大,

    而又这么狭窄;

    穷人是这么相爱,

    而又不得相爱;

    暮年是这么孤寂,

    而又不安于孤寂。

 世界はこんなにも広い。

 しかもまた、こんなにも狭い。

 貧しい人々はこんなにも愛し合いながら、

 しかもまた愛し合えずにいる。

 晩年はこんなにも孤独でありながら、

 孤独には安んじられない。

 

 魯迅の言葉に、納得です。たしかに、世界はこんなにも広いのですが、ロシアのウクライナ侵攻をみても、隣国同士でどうして殺し合わなければならないのか、理解しがたいことがたくさんあります。