魯迅箴言日記 2023/04/22 若鮎の二手になりて上りけり(明治25年、1892年)

 今日は4月22日、土曜日です。今日は午前中、家に居て、午後はテレビ会議のあと夜は会合が二つ(鹿内反省会、市民の会花見)あります。小説「萬太郎堰の鮭」をかき始めることにします。

 今日の子規歳時は、「若鮎の二手になりて上りけり(明治25年、1892年)」です。ここで、川は石手川のこと。「流れけり」を「上りけり」に推敲の結果、直したらしい。

 今日の魯迅箴言は、箴言365-4「今のところ、造物主はまだ臆病者だ」です。

 目前的造物主,

    还是一个怯弱者。

    他暗暗地使天变地异,

    却不敢毁灭一个这地球;

    暗暗地使人类流血,

    却不敢使血色永远鲜秾;

    暗暗地使人类受苦,

    却不敢使人类永远记得。

 いまのところ、造物主はまだ臆病者だが、

 彼はこっそり天変地異をおこしながら

 地球全体を壊しはしない。

 こっそり生物を滅亡させながら、

 死体をいつまでも保存はしない。

 こっそり人類に血を流させながら、

 血の色を永久に保存しはしない。

 こっそり人類に忍苦をしいながら、

 永久に人類に記憶をとどめていはしない。