中国人は日本と日本人を誤解している

私は昨年七月、南京にある「大虐殺記念館」を訪れた。南京大虐殺は虐殺数の実際数はともかく、1937年7月の芦溝橋事件をきっかけに日華事変ガ起こり、上海、杭州を経て、1937年12月には当時、中国国民政府の首都であった南京を占領して、日本軍が南京市民に対して傍若無人の振舞いをしたことは事実である。国民政府は内陸の重慶に首都を移し、共産派と内戦を停止し、1937年9月に国共合作の協定を結び、反日・抗日の抗戦を続けた。抗日記念館にはその模様が詳しく展示されていた。中国の国民はこれらの記念館の入場料は無料である。幼児から老人まで、徹底的に日本及び日本人は侵略国、虐殺をした仇であると叩きこまれている。それが、テレビや映画で毎日毎日放映され続けているのである。中国人が日本人に興味を持つのは、ただただ金持ちになりたい、貧乏から抜け出したいと考えているだけなのだと思う。先に貧乏から抜け出した日本からその方法を真似ようとしているだけなのだ。