11月27日、金曜日です。今日は遠藤先生を昼に訪ねます

 今日は11月29日、金曜日です。午前中、小説に集中し、昼に公立大学へ行き、遠藤先生の研究室にお邪魔して地域経営学会の申し込みをし、2時からは今村さんの奏海で相馬信吉さんにインタビューして、4時から事務所で青大の柏谷先生と20日の鹿角市視察の報告書の作成作業の打ち合わせです。
 朝から雨が降ったり、晴れたりの変な天気です。10時過ぎに大東文化大学の中村時春教授が訪ねてきました。環境省のグリーン購入のリーダー研修で来青したとのことでした。
 昼に公立大学の遠藤教授の研究室へお邪魔して、地域経営学会の入会申し込み書を渡し、大学経営やこんごの学会のことについて話をききました。12月20日、観光についての台湾の教授を招いてセミナーと交歓会を研究会としてやるといっていました。英語と中国語の勉強になればと楽しみです。食と農と福祉と観光の連携がこの青森市で実践できれば幸いなのですが。
 午後2時に奏海の庵で相馬信吉(奏海の会・会長で考古学・民俗学の研究者)さんをインタビューしました。12月14日の月曜会の講師にお願いしました。三内丸山遺跡や小牧野遺跡についてのお話や、青森市の明治・大正・昭和期の街なみについても造詣がふかく、当時のいろいろな写真やものを通じて庶民のくらしぶりがよくわかるとおもいます。プロジェクターを庵主の今村さんからお借りすることにしました。各界の人から毎月お話をいただいてきた月曜会も一年会、やりとおすことができました。来年も、1月15日、2月15日と会場だけはアウガに予約しました。
 4時過ぎに事務所で青太の柏谷教授とGEAとして青森市へ提案する「コミュニティ・パワーの普及」についてのスキームについて打ち合わせしました。内容としては、コミュニティ・パワーについてきの基本的な考え方から説明することとし、青森市の地域特性にあったコミュニティ・パワー事業の普及と展開についての方針を提起しつつ、具体的には、バイオマスによる熱利用、地域電力会社の設立にむけた実践例を紹介しつつ、青森市における可能性を追求する足掛かりとなるような基礎調査を行うこととしました。そうした取り組みの中で、省エネであればデマンドレスポンスの可能性やモデル化、青森市内のエネルギー自給率向上のための再生可能エネルギー開発や普及、とうについていくつかモデルを提起していきたいということになりました。面白い課題がたくさんあり、市民科学者としての役割を果たしていけそうです。
 東通原発と再処理工場の原子力防災計画の検証と批判については、A4版60ページにまとめて、浅石弁護士に送信しましたが、4日の核燃裁判には間に合わないので、3月の裁判での準備書面として整理し直すことになりました。
 原子力防災については、29日の現代社会問題研究会でも資料として提出するため、4部ほど印刷して準備し、あとは断続的に「迷子のおふくろ」と「48年ぶりの修学旅行」を書いていました。東奥文学賞作家の青柳隼人さんが事務所の様子を見に来られるということでしたが、彼からのメールを開くのが遅れたため、返信したときにはすでに外出されたあとだったので、来訪は実現しませんでした。
 GEA事務所の一画に専用のデスクとパソコンの他、ロッカーまで与えられてとても幸せです。なによりプリンターがPCと接続になっていて、インターネットで検索してそれをプリントアウトできるのも使い勝手がとてもいいのです。ライフワークのエネルギーと原子力に関する調査研究のほか、時間があれば小説まで書けるのですからこんないいことはありません。人間関係の煩わしさもなく、無駄口をたたくことの必要もないので、用務とすれば誰もいないときに電話に出ることぐらいで、あとは作業に集中できるのですから。

 今日の子規歳時は、
 小夜時雨上野を虚子の来つつあらん (1896年、明治29年11月27日)
 「吾が命二子(碧梧桐・虚子)の手に繋りて存するものの如し。吾病める時二子傍に在れば苦も苦しからず亦頼むところあり」(松蘿玉液)と子規は記しています。

 今日の魯迅箴言365日は、箴言139です。

 今日の論語一日一章は、論語13-24(論語巻第七 子路第十三篇 24章)です。