1月10日、あつらえの扇出来たり謡初

 今日は1月10日、火曜日です。今日から第二週が始まります。三日間の連休で英気を養いました。OBGのニュース発送、川柳の教室もあります。GEAの仕事もしなくてはなりません。落ち着いて、静かに暮らすことが大切です。倹約も大切です。
 子規は落語のほかに謡にも堪能で、能狂言にも詳しかったようです。ただ謡は下手だったようです。明治35年に6年余の病床での短歌、俳句で多大な業績を残し早世したのは惜しまれます。

 今日の魯迅箴言130は、箴言71です。
 我以为国民倘没有智,没有勇,而单靠一种所谓「气」,实在是非常危险的。
 Wǒ yǐwéi guómín tǎng méiyǒu zhì, méiyǒu yǒng, ér dān kào yī zhǒng suǒwèi qì, shízài shì fēicháng wéixiǎn de.
 国民が、もし智恵もなく、勇気もなく、一種のいわゆる「気」にのみ頼るならば、それはあまりに危険すぎるのだ。
 ここで、魯迅は気のことを、「いかり」としています。いまの日本と政府与党はこの「気」に頼りすぎているように感じます。もっと、智恵と勇気をもって対処すべきでしょう。そのことに若者が気づいてほしいものです。