1月9日正月の人あつまりし落語かな、

 今日は1月9日、月曜日ですが、成人の日で、祝日です。表題の句は、子規が学生のころ、毎週土曜日に寄席通いをしていたのを思い起こした句です。同級生の漱石とは落語をつうじて親しくなったようです。

 今日の魯迅箴言130は、箴言70です。
 要进步或不退步,总须时时自出新裁,至少也必取材异域,倘若各种顾忌,各种唠叨,这么做即违了祖宗,那么做又像了夷狄,终生惴惴如在薄冰上,发抖尚且来不及,怎么会做出好东西来。
 Yào jìnbù huò bù tuìbù, zǒng xū shíshí zì chū xīn cái, zhìshǎo yě bì qǔcái yìyù, tǎngruò gè zhǒng gùjì, gè zhǒng láo dāo, zhème zuò jí wéile zǔzōng, nàme zuò yòu xiàngle yídí, zhōngshēng zhuì zhuì rú zài bó bīng shàng, fādǒu shàngqiě láibují, zěnme huì zuò chū hǎo dōngxi lái.
 進歩するか、或いは退歩しないためには、常に自ら新たな新機軸を見出し、少なくとも外国から素材を取り入れるべきだ。もしあれこれ気兼ねしたり、不安がったり、くどくどと「こうしたら祖先に背くことになる」「ああしたら蛮族同然だ」などといい、いち生涯、薄氷の上でびくつき、震えがとまらず、ゆとりもないようなら、どうしてよいものなど作り出せようか
 ここで、魯迅は進歩するか、はたまた退歩しないためには、つねに新しい新機軸を打ち出すことと外国から刺激をうけて学ぶことが大切だと言っています。肝に銘じなければなりません。