1月29日、襟巻に顔包みたる車上かな

 今日は1月29日、月曜日です。子規は陸羯南が社長の新聞「日本」の記者となります。明治30年(1897年)当時、始終懐手で、懐中には古書や反古などを詰め込み、埃じみた紫色の毛糸の襟巻を両肩にくねらせていたらしいです。
 くが‐かつなん【陸羯南
 評論家。本名、中田実。津軽藩青森県)出身。新聞「日本」を創刊して国民主義を鼓吹。著「近時政論考」。(1857~1907)

 今日の魯迅箴言365日は、箴言303です。
 我以为国民倘没有智,没有勇,而单靠一种所谓气,实在是非常危险的。
 Wǒ yǐwéi guómín tǎng méiyǒu zhì, méiyǒu yǒng, ér dān kào yī zhǒng suǒwèi qì, shízài shì fēicháng wéixiǎn de.
 国民が、もし智恵もなく、勇気もなく、一種のいわゆる「気(いかり)」にのみ頼るならば、それはあまりに危険すぎる。