6月23日、五月雨に菅の笠ぬぐ別れ哉

 今日は6月23日、土曜日です。今年の夏至は21日でした。21日は日も長かったのですが、いろんな行動もありました。22日は、県職労の現業労の定期大会でした。この日、女房が大人の休日クラブを利用して、東京の娘の所へ行きました。25日の夜まで独り暮らしです。久しぶりに小言をいわれることもなく、自由気ままに自宅でのんびりできます。
 今日の季語は、
 さ‐みだれ【五月雨】
 (サはサツキ(五月)のサに同じ、ミダレは水垂ミダレの意という)
①陰暦五月頃に降る長雨。また、その時期。つゆ。梅雨。さつきあめ。季・夏。古今夏「―に物思ひをれば」。奥の細道「―をあつめて早し最上川
②(①のように) 途切れがちに繰り返すこと。「―式」「―スト」
 すが【菅】
 「すげ」の古形。他の語に冠して複合語を作る。記中「―畳」。万一四「―枕」
 すげ【菅】
 カヤツリグサ科スゲ属の草本の総称。種類が非常に多く、世界に千五百~二千種、日本に自生するものだけで二百種を超える。断面が三角形または円形の中実の茎をもち、葉は細く先がとがり、平行脈がある。葉鞘は管状に結合して茎を囲む。花は単性で穂を成し、普通上方に雄花穂、下方に雌花穂がつく。夏、葉を刈って、笠(菅笠)・蓑(ミノ)をつくる。カサスゲ・カンスゲなどがこれに使われる。なお、広くはスゲ属でないハマスゲなどの総称。すが。万一一「かきつばた咲く沼(ヌ)の―を笠に縫ひ」
 すげ‐がさ【菅笠】
 スゲの葉で編んだ笠。すががさ。

 今日の魯迅箴言130日は、箴言50「世界は書を読まぬ愚人が造り上げ、利口者は世界を支えることはできない」です。
 古人说,不读书便成愚人,那自然也不错的。然而世界却正由愚人造成,聪明人决不能支持世界,尤其是中国的聪明人。
 Gǔrén shuō, bù dúshū biàn chéng yúrén, nà zìrán yě bùcuò de. Rán'ér shìjiè què zhèng yóu yúrén zàochéng, cōngmíng rén jué bùnéng zhīchí shìjiè, yóuqí shì zhōngguó de cōngmíng rén.
 古人が、書を読まねば愚人になると言ったのは、むろん誤りではない。だが世界は、まさにその愚人が造り上げたのであり、利口者は、けっして世界を変えることはできない。――なかんずく中国の利口者は。