2019年(令和元年)5月1日、小包に小杜若のしほれたる

 今日は平成が昨日で終わって、令和元年の5月1日です。西暦2019年5月1日です。
 義弟の家で、高校同期で市役所職員だった斎藤寿君が亡くなったと聞かされました。19日に亡くなり、21日が通夜だったとか、新聞をみなかったので知りませんでした。東奥日報は、今日から地元の政治欄・文化欄・死亡欄は毎日欠かさず読むことにします。
 今日の子規歳時は、「小包に小杜若のしほれたる」です。
 僕の今日の川柳は、「額の痘痕に咲き始めた杜若」です。

 今日の魯迅箴言は、箴言75「坟/灯下漫笔」です。
 实际上,
  中国人向来就没有争到过”人”的价格,
  至多不过是奴隶,
  到现在还如此,
  然而下于奴隶的时候,
  却是数见不鲜的。
 「だが、実際上、
 中国人は、昔から「人間」の価値を勝ち取ったことはない。
 たかだか、奴隷に過ぎなかった。
 そして今もって奴隷である。
 いや、奴隷以下であった時代も、
 決して珍しくはなかったのだ。」

 今日の論語は、「未だ生を知らず、焉んぞ死を知らんや」です。
 これは、孔子が高弟の子路をたしなめた言葉です。

 かきつばた【杜若・燕子花】
(古くは清音)
<名>
①アヤメ科の多年草。池沼または湿地に生じ、高さ約七○センチメートル。葉は広剣状、ハナショウブに似るが中肋脈がない。初夏、花茎を出し、その先端に大形六弁の花を開く。色は通常紫または白。大きな三枚の外花被片には中央に一本の白線が入る。観賞用。貌佳草(カオヨグサ)。?─Σ入。万七「―衣に摺りつけ」
②襲(カサネ)の色目。山科流では、表は萌葱(モエギ)、裏は紅梅。または、表は二藍(フタアイ)、裏は萌葱。
③紋所の名。カキツバタの葉と花とをとりあわせたもの。<枕>「にほふ(匂ふ)」「さき(佐紀)」にかかる。