魯迅箴言日記 2020/08/13 石ころで花いけ打や墓参

 今日は8月13日、墓参りの日です。昨年は輝代さんが手術で入院中のため、娘の一家と行きましたが、今年もコロナ禍のなかで、輝代さんは家に残るというので、娘と孫の三人で墓参りにいきました。

 日本国憲法第13条

ー 第13条〔個人の尊重と公共の福祉〕

 すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。

(果たして、現在の日本は、この13条にあるように「個人として尊重され」ているのでしょうか。そして、「生命、自由および幸福追求に対する国民の権利」が最大の尊重を必要とするされる場合の、「公共の福祉に反しない」とはいったいどんなことなのでしょうか。そもそも公共の福祉とは、どんな福祉を指すのでしょうか。公共の福祉に反しているという理由で、生命・自由・幸福追求権が制限されることはあるのでしょうか。)

 

 今日の子規歳時は、「石ころで花いけ打や墓参」(明治30年)です。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言365日の79日目「有史以来ずうっと、」です。

 (原文)

  自有历史以来,

       中国人是一向被同族和异屠戮,

       奴隶,敲掠,刑辱,压迫下来的,

       非人类所能忍受的楚毒,

       也都身受过,

       每一考查,

       真教人觉得不像活在人间。

 (拼音)

  Zì yǒu lìshǐ yǐlái,        
  zhōngguó rén shì yīxiàng bèi tóngzú hé yì túlù,        
  núlì, qiāo lüè, xíng rǔ, yāpò xiàlái de,        
  fēi rénlèi suǒ néng rěnshòu de chǔ dú,        
  yě dū shēn shòuguò,        
  měi yī kǎochá,        
  zhēnjiào rén juédé bù xiàng huó zài rénjiān.

 (訳文)

  有史以来、

  中国人はつねに、

  同族と異族によって屠殺され、

  奴隷にされ、殴打され、刑罰で辱めを受け、迫害を受けて来た。

  人類としては受けるに忍びがたい迫害を、

  ことごとく身に受けて来たのだった。

  それを調べるたびごとに、

  本当に人間の世に生きていないような気がするのだ。