魯迅箴言日記 2019/10/31 はりはりと木の実降る也檜木笠

 今日は10月31日、今日で十月も終わり、明日から11月で、いよいよ冬将軍の到来です。いつ初雪が降ってもおかしくない季節になりました。青森も朝晩はストーブなしではすまなくなってきました。

 吉村利美、昭和24年茨城県結城市生まれの陶芸家です。弘前大学人文学部文学科を中退したあと、故郷の笠間市で修業し、青森市三内に窯をおこし陶芸家として作品を発表しました。吉村さんは3年前の11月に亡くなり、作品集の完成とともに、昨年1月「使者の記憶」追悼展を弘前で開催しました。私も三度、追悼展を観ましたが、ぬくもりのなかに、静けさと穏やかさを感じさせる温かみのある作風で、英国風の落ち着いてシックな色合いがとても気に入ったものでした。

 吉村さんの仏が浦に想いをこめた作品「風景」(九つの石に模した焼き物をならべた作品)を仏が浦のある佐井村に寄贈したいとの吉村さんの意向があり、その下見に今日から明日にかけて、佐井村へ行くことになりました。

 

 今日の子規歳時は、子規の俳句に帰依した新海非風のことを詠んだ句です。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言287です。

 有不平而不悲观,

    常抗战而亦自卫,

    荆棘非践不可,

    固然不得不践,

    但若无须必践,

    即不必随便去践,

    这就是

    我所以主张”壕堑战”的原因,

 ……