魯迅箴言日記 2019/11/04 掛稲や狐に似たる村の犬

 今日は11月4日、月曜日ですが、3日の文化の日の振り替え休日です。今朝は、十和田奥入瀬渓流・焼山の遊魚荘で朝5時に眼が覚めました。八工大の熊谷名誉教授と同室でした。室は和室でしたが、WIFIがつながります。宴会が終わり、二次会には出ないで、二度目の風呂へ入り、そのあとタブレットとPCにWIFIをつなげました。うまくいったので、安心して眠ったのです。携帯の充電もうまくいきました。5時に置き、洗面して、日課に取りかかろうとしましたが、熊谷先生がうるさく思って起きるといけないので、階下のロビーでやることにしました。

 階下のロビーは5時半だというのに、明るくしかも暖かくしてありました。珈琲と東奥日報を読んでいるうちに6時を過ぎ、次々に青葉工業会のメンバーが朝ぶろに降りて来ます。東奥日報には、北狄388号が新刊雑誌として取り上げられ、しかも同じ文化欄にはおかじょうきの三浦蒼鬼さんが全国レベルの川柳大会で第一位になったことが報じられていました。さすがです。また、社会面には弘前の工藤忠さんが新種のガを発見した事が報じられていました。今号から、北狄社の住所も私の家になっていました。小説家として、同人誌の編集長として、三浦さんや工藤さんに学び、これから一層精進しなければなりません。

 

 今日の子規歳時は、明治27年の天長節の作句で、この日子規は、川崎大師と池上本門寺に遊んでいます。日清戦争の勝報しきりでしたが、農家では稲刈りに忙しい様子がこの句から読みとれます。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言291です。

 我们看书,

    倘看反对的东西,

    总不如看同派的东西的

    舒服,爽快,有益;

    但倘是一个战斗者,

    我以为,

    在了解革命和敌人上,

    倒是必须更多的去解剖当面的敌人的。

 私たちが本を読む場合、

 反対派のものを読むのは、

 どうしても同じ派のものを読むように、

 気持よく、愉快で、有益であるというわけにはいきません。

 しかし、戦闘者であったら、

 革命および敵を理解するためには、

 むしろ一層多く当面の敵を分析することが必要だと、

 私は思います。