魯迅箴言日記 2019/11/30 寄宿舎の窓にきたなき蒲団哉

 今日は11月30日、土曜日です。昨日は、午後4時半ころ古川のGEA事務所で仕事中に突然ショートして電話、パソコン、電気ストーブ、プリンター、コピー機が全部ストップしました。ビルの管理人さんを呼んだが、お手上げの状態でした。天井のライトと窓側のコンセントだけが活きていて、それに電気ストーブをつないだものの、結局どうにもならないまま、6時に来た柏谷先生と事務の打ち合わせを行いました。柏谷先生も加わって、電気の復旧作業をしましたが、なんともなりませんでした。管理人は、翌朝の9時に電気工事会社に来てもらうと話すので、私も6時45分に戸締りをして事務所を出ました。

 今朝起きると、昨夜来の雪が少し積もっていました。車の屋根には8センチくらい雪が積もっていました。そんなわけで、11時57分のディーゼル車で弘前へ行かねばならないため、結局、中央タクシーで事務所は向かいました。9時5分に事務所に到着しましたが、誰もいません。仕方なく、11時25分まで会計処理を手書きで行いながら工事会社が来るのを待ちましたが。とうとう、11時過ぎになっても現れる気配はないまま、11時25分に戸締りをして事務所を出ました。

 午後1時から山内崇の後援会の会合が弘前のアートホテルシティでありました。私は招待でしたが、一般参加者として3,000円を払い、会場に入場しました。成田市議、鶴ケ谷県議、小田切達弁護士に続いて、山内崇本人が来るべき選挙への決意を述べました。

 懇親会が始まる前に会場を出て、成田先生と城南2丁目の吉村利美さん宅へ向かいました。弘大キャンパスを南に過ぎたところの閑静な住宅街に吉村邸はありました。3から4年ほど前に建てられたという新しい平家でした。玄関脇に作業場がつながっていました。吉村邸で私は吉村夫人から吉村さん製作の茶碗と菓子器をいただきました。佐井村での約束を吉村夫人は忘れていませんでした。感謝感激です。

 梱包から出され台にならべられた「風景」(仏が浦)という作品のその迫力に感動しました。生で見ることで、「風景」と題された9つの石(焼き物)配置とバランスの妙がジーンと迫ってきました。9個の石像のうち、大きな3個を梱包して箱に入れなおすのを手伝いました。佐井村のアルサスに9つの石像を展示することで、仏が浦のイメージが一新すると思いました。5時から吉村夫人が予約してくれていた「なかさん」という料理屋で会食し、日本料理と日本酒(豊盃純米大吟醸と田酒四割五分)を飲みました。

 

 今日の子規歳時は、子規は明治20年に真砂町の常盤会寄宿舎に入ったことを思い出して詠んだ明治29年の句です。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言317です。

 ”白描”却并没有秘诀。

    如果要没有,

    也不过是和障眼法反一调;

    有真意,

    去粉饰,

    少做作,

    勿卖弄而已。

 「白描」にはまったく秘訣はない。

 あるとすれば、

 ただ人の目をごまかすのとは逆の方法である。

 真意をこめ、

 粉飾を捨て、

 作為を減らして、

 見せびらかさない、

 ただそれだけである。