魯迅箴言日記 2019/11/29 暖炉焚くや玻瑠窓外の風の松

 今日は11月29日、金曜日です。昨日は雪が降りました。積りはしませんが、とても寒い日でした。

 今日もまた寒い日になるでしょう。明日は吉村さんの所へ行き、利美さんの作品をじかに観てきます。

 

 今日の子規歳時は、子規庵で初めて暖炉を焚いたのが明治33年11月のことです。この句はその翌年の作です。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言316です。

 我做完之后,

    总要看两遍,

    自己觉得拗口的,

    就增删几个字,

    一定要它读得顺口;

    没有相宜的白话,

    宁可引古语,

    希望总有人会懂,

    只有自己懂得或连自己也不懂的

    生造出来的字句,

    是不大用的。

 私は書き終わると、

 必ず二度ほど読み返し、

 自分で口調が良くないと思ったところは、

 何字か削ったり加えたりして、

 必ず読み易いようにする。

 適用な口語がないときは、

 むしろ、古語をひき、

 必ず誰かわかってくれる人があるようにと希望する。

 自分にしかわからず、

 あるいは自分にもからぬ

 無理に造った字句は、

 あまり使わぬようにしている。