魯迅箴言日記 2020/09/07 大海や一かたまりの渡り鳥

 今日は9月7日、月曜日です。今日は、朝八戸に行き、午後からは執筆です。八戸で打ち合わせ中に、大間の原発に反対する会事務局長の奥本征雄さんが亡くなったことを知りました。73歳です。惜しい人をなくしました。明日通夜に行くことにしました。

 

 今日の子規歳時は、「大海や一かたまりの渡り鳥」(明治29年)です。旅行好きの子規は、どんなにか留学したかったことでしょう。アメリカで野球も観たかったと思います。

 

 今日の日本語は、

 第38条〔不利益供述の不強要、自白の証拠能力〕

(1)何人も、自己に不利益な供述を強要されない。

(2)強制、拷問若しくは脅迫による自白又は不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白は、これを証拠とすることができない。

(3)何人も、自己に不利益な唯一の証拠が本人の自白である場合には、有罪とされ、又は刑罰を科せられない。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言365日の104日目「わが中国の最も偉大で、最も永久的な、」です。

 (原文)

  我们中国的最伟大最永久,

       而且最普遍的”艺术”是男人扮女人。

       这艺术的可贵,

       是在于两面光,

       或谓之”中庸”-―

       男人看见”扮女人”、

       女人看见”男人扮”。

 (拼音)

  Wǒmen zhōngguó de zuì wěidà zuì yǒngjiǔ,        
  érqiě zuì pǔbiàn de” yìshù” shì nánrén bàn nǚrén.        
  Zhè yìshù de kěguì,        
  shì zàiyú liǎngmiàn guāng,        
  huò wèi zhī” zhōngyōng”-―        
  nánrén kànjiàn” bàn nǚrén”,        
  nǚrén kànjiàn” nánrén bàn”.

 (訳文)

  わが中国で最も偉大で最も永久的で、

  そして最も普遍的な「芸術」は男が女に扮することである。

  この芸術が貴ぶべきであるのは、

  両方の機嫌をとりむすぶからで、

  ある人はこれを「中庸」というかもしれない。

  ――男は「女に扮する」ところに眼を向け、

  女は「男が扮する」ところに眼をつける。