魯迅箴言日記 2022/03/03 首途やきぬきぬをしむ雛もなし(明治28年、1895年)

 今日は3月3日、木曜日です。朝は晴れていたのに、急に曇りだし、昼前には猛吹雪になりました。そんなわけで、12時にはスタンディングアピールが始まっていましたが、アウガに車を停めて、駅前公園に行ったときには終わっていました。災い転じて福もありました。本の返却と再貸出に成功したし、アウガの会場予約はできたし、ジターヌで珈琲豆は買えたし、正嵐で蕎麦を食えたし、前から買いたかったパン屋に入ってパンも手に入れました。

 今日の子規歳時は、「首途やきぬきぬをしむ雛もなし(明治28年、1895年)」です。

 今日の魯迅箴言は、箴言130-125「もしも、この世界に真に天才がいるとしたら、」です。

 假使世界上真有天才,

    那么,漫骂的批评,于他是有损的,

    能骂退他的作品,使他不成其为作家。

    然而所谓谩骂的批评,于庸才是有益的,

    能保持其为作家,不过据说是吓退了他的作品。

 もしも、この世に真の天才がいるとしたら、

 悪罵の批評は、彼にとっては不利であり、

 その作品をしりぞけさせ、作家になるのことを阻むだろう。

 だがいわゆる悪罵の批評は、凡才にとっては有益で、

 彼に作家の面目を保たさせる。

 悪罵のせいで作品がきなかった、というわけだ。