魯迅箴言日記 2022/05/14 椅子を置くや薔薇に膝の触るる処(明治31年、1898年)

 今日は5月14日、土曜日です。日本も世界も大変なことになっているようです。コロナもなかなか収束しませんし、ロシアのウクライナ侵攻も停戦への道は遠いようです。人は徳を忘れ、欲に走っているとしかいいようがありません。今日は町会の長寿会の集まりに出て、あとは家に居ます。

 今日の子規歳時は、「椅子を置くや薔薇に膝の触るる処(明治31年、1898年)」です。明治31年、この年の5月、子規の体調は悪くなく、庭に椅子を持ち出してすごせたようです。

 今日の魯迅箴言は、箴言130-16「もとの河筋にもどることはなく、必ずや移りゆく。」です。

 回复故道的是没有的,一定有迁移;

   维持现状的事也是没有的,一定有改变。

   有百利而无一害的事也是没有的,只可权大小。

 もとの河筋に戻ることはなく、必ずや移りゆく。

 現状が維持されることもなく、必ずや変わりゆく。

 百利あって一害なしということもなく、ただ利と害の大小が測れるだけだ。