魯迅箴言日記 2022/11/09 蓑笠をかけて夜寒の書斎かな(明治31年、1898年)

 今日は11月9日、水曜日です。日課をやり、ブログの更新をし、小説を書き、生協の週一の購入をやり、県民エナジーの広瀬さんと昼を食べ、孫の隼君の図画を見にいき、新報を配り、水曜会の例会に出て、ぽーと岳樺でビールを飲み、川柳の準備をしました。

 今日の子規歳時は、「蓑笠をかけて夜寒の書斎かな(明治31年、1898年)」です。

 子規は、病気をして旅に出ることも、外出もままならず、若い頃の旅の道づれの蓑笠を壁に掛け、夜寒の書斎にこもり、昔を思い起しながら俳句をつくっていたようです。

 今日の魯迅箴言は、箴言130-46「農夫が田を耕し、左官が壁を塗るのは、」です。

 农夫耕田,泥匠打墙,

    他只为了米麦可吃,房屋可住,

    自己也因此有益之事,得一点不亏心的糊口之资,

    历史上有没有乡下人列传或泥水匠列传,

    他向来就开没有想到。

 農夫が田を耕し、左官が壁を塗るのは、

 食べられる米や麦、住める家屋に、みずからもその恩恵に与りながら、

 なんのやましい気持ちもなく生活費を得るためで、

 歴史上に「田舎者列伝」や「左官屋列伝」があるかどうかなど、

 これまで考えたことすらあるまい。