今日は5月16日、火曜日です。今朝は6時過ぎに起き、いつものように日課をやって昼になりました。午後は新報をまくべきか、小説を書くべきか迷っています。
今日の子規歳時は、「葉柳の風は中から起りけり(明治25年、1892年)」です。
ここで、柳は春の季語です。葉柳は柳の葉の緑したたるばかりの夏の季語です。夏の風が葉柳の中から吹き起ってくるという句です。
今日の魯迅箴言は、箴言365-27「だが、造物主の方では、常に凡人のために計(はかりごと)をもうけて」です。
然而造化又常常为庸人设计额,
以时间的流驶,
来洗涤旧迹,
仅使留下淡红的血色和微漠的悲哀。
在这淡红的血色和微摸的悲哀中,
维持着这似人非人的世界。
だが、造物主のほうでは常に凡人のために計りごとをもうけて、
時間の流れをもって、
旧い事跡を洗い流し、
ただ薄赤い血の色と微かな悲しみだけしか残さない。
この薄赤い血の色とかすかな悲しみの中に、
またもや人をしばしの間、生を愉しむ人でなしの人の世を維持していかせるのだ。