魯迅箴言日記 2023/06/27 枇杷の実に蟻のたかりや盆の上(明治31年、1898年)

 今日は6月27日、火曜日です。今日は晴れています。朝方は、曇っていましたが、先ほどから太陽が燦燦と降りそそいでいます。今日は49歳で急逝した私の長男の同級生の兄の通夜に行きます。彼は中学まで野球をやっていた関係で知っている人です。こんなに早く亡くなるのはびっくりで、悲しみでいっぱいです。

 今日の子規歳時は、「枇杷の実に蟻のたかりや盆の上(明治31年、1898年)」です。

 ここで、枇杷と蟻は夏の季語で、季重なりです。ここは、枇杷の熟れたさまを詠んだ句です。

 今日の魯迅箴言は、箴言130-2「地球上の世界は一つではなく」です。

 地球上不只一个世界,

   实际上的不同,比人们空想中的阴阳两界还利害。

   这一世界中人,会轻蔑,憎恶,压迫,恐怖,杀戮,

   别一世界中人,……

 地球上の世界は一つではなく、

 現実の相違は、空想上の陰と陽の世界よりももっと凄まじい。

 ある世界の人間は他の世界の人間を、

 軽蔑し、憎悪し、抑圧し、そして殺戮する……