昨年12月24日に私は学生をガイドにハルビンに旅行した。
同じ日、日本の朝日新聞は日米の安保問題に関する世論調査結果を掲載している。日本側の調査で、「中国を軍事的に脅威と感じた人」は35%、「安保条約維持賛成」は78%、「中国との関係」で「日米の同盟関係を強め、中国と向き合う」が31%、「日米中三カ国が経済などの面で相互依存関係を深める」が64%、一方、アメリカ側の調査で、「米国にとって、日本と中国との関係がより重要と思うか」では「中国」が50%、「日本」が33%、「日米安保条約の維持」が賛成68%、反対11%、「米軍は何のために日本にいるのか」では、「日本が軍事大国になるのを防ぐため」が24%、「米国の世界戦略のため」が59%であり、「日本を防衛するため」と答えたのはわずか10%に過ぎない。
これが、日米中をめぐる安保問題に関する現状ではないのか。