5月2日、朝から好天気の土曜日です

 今日5月2日は土曜日です。休日は、新町の事務所が開いていないせいか、いつものように6時に目が覚めることもなく、なんとなく布団の中でぐずぐずしているあいだに6時半になっていました。
 今日は、川柳の句会もあり、その前に青森市の歴史をさぐる会もあります。夕方には川柳の懇親会もあります。なるべく懇親会を欠礼して、本町の事務所で本でも読みながら暗くなるのを待つつもりです。

 今日の子規歳時は、
 行く春の酒をたまはる陣屋哉 (1895年、明治28年5月2日)
 旧藩主久松伯は近衛師団北白川宮の副官として子規らと同じ御用船で出征したのでした。子規は出陣に先だって伯から刀を贈られ、また、5月2日には金州第一の料亭宝興宴に招かれてもてなしをうけたのでした。

 今日の魯迅箴言は、箴言59です。
 相书上有一条说,北人南相,南人北相贵。
  我看这并不是妄语,
  北人南相者,是厚重而又机灵,
  南人北相者,不消说是机灵而又能厚重。
  Xiàng shū shàng yǒu yītiáo shuō, běi rén nán xiāng, nán rén běi xiāng guì.
  Wǒ kàn zhè bìng bùshì wàngyǔ,
  běi rén nán xiāng zhě, shì hòuzhòng ér yòu jīling,
  nán rén běi xiāng zhě, bùxiāo shuō shì jīling ér yòu néng hòuzhòng.。
「人相の本には、北方人の南相、南方人の北相は尊いと書かれている。私が見るに、これはあながち妄語(でたらめ)でもなさそうである。北方人で南方の人相の者はは、言うまでもなく利口であり、南方人で北方の人相の者は、言うまでもなく利口で、しかも重厚であるのだ。」
 ここで、重厚(中国語で厚重;houchong)、利口(中国語で机灵;jiling)

 昨年、12月2日に京都、大原の三千院山茶花を見てきました。紅、白、ピンクの花が目立たないように咲いていました。

 今日の論語は、論語6-11(論語巻三 雍也第六篇 11章)です。

 論語

 6-11 子曰,賢哉囘也,一食,一饮,在陋巷,人不堪其尤,囘也不改其乐,賢哉囘也,

 Zǐ yuē, xiánzāi huí yě, yī dān sì, yī piáo yǐn, zài lòuxiàng,rén bùkān qí yóu, huí yě bù gǎi qí 

lè, xiánzāi huí yě,

(子曰わく、賢なるかな回や。一簞の食、一瓢の飲、陋巷に在り。人は其の憂いに堪えず、回や其の楽しみを改めず。賢なるかな回や。)

賢;

 ①かしこいこと。学才・徳行のすぐれた人。「賢人・先賢・七賢」

 ②(「聖」が清酒を意味するのに対していう)にごり酒

 ③相手に対して敬意をあらわす語。「賢察・諸賢」

・簟;

 簟食(たんし);竹製の器に入れた飯。弁当。

 簟食壺漿(たんしこしょう);「孟子(粱恵王下)」竹の器に入れた飯と壺に入れた飲物。民衆が飲食物を持って軍隊を歓迎すること。

 簟食瓢飲(たんしひょういん);『論語(雍也)「賢哉回也、一箪食一瓢飲、在陋巷」』竹の器に入れた食品とひさごに入れた飲料。簡素な飲食物で暮らすこと。貧しい生活に安んずること。簟瓢。

 一箪;飯を盛る、一つの竹製の器。わりご。

 一箪の食(し)一瓢の飲;わりご1杯のめしと、ひさご1杯の飲み物。わずかばかりの飲食物。清貧にあまんじて暮らすことのたとえ。

・瓢;

 ①ひさご。なりひさご。

 ②ひさごを、酒を盛る器としたもの。ひょうたん。

・陋巷;

 狭くきたないちまた。むさくるしい町。論語(雍也)「賢なる哉回や、一箪の食一瓢の飲陋巷に在り