魯迅箴言日記 2020/04/17 春の夜や寄席の崩れの人通り

  今日は4月17日、金曜日です。本当は今日が北狄390号の合評会の予定でしたが、新型コロナの影響で中止になったため、笹森先生ととり平で飲むことになりました。昨夜、安倍首相は緊急事態宣言を全国まで拡大する発表を行い、公明党の圧力で、制限付き30万円給付の補正を取り下げ、前代未聞の閣議決定を修正して、一律10万円給付にすると発表までしたのです。緊急事態宣言を北海道と同時に全国に発しておけばよかったのと、外出禁止令とともに休業補償と一律10万円給付を発動しておけばよかったのに、このざまです。そのうえ、夫人がホテルで桜見物やら大分まで参詣ツアーに参加しているのですから、あきれたものです。ましてや、小池知事は選挙前だというのに、税金をつかったコマーシャルに自分が出演するという厚かましさです。どうにもとまりません。加えて、野党の中心であるべき立憲民主党衆議院議員がキャバクラ通いをしていたとあっては、何をかいわんです。

 

 今日の子規歳時は、「春の夜や寄席の崩れの人通り」(明治28年)です。10年前、子規は友人たちとさかんに寄席通いをしていたようです。その頃を思い出した句です。

 

 今日の魯迅箴言は、箴言130の91です。

 (原文)

  倘若一定要问我青年应当怎样的目标,

     那么,我只可以说出我为别人设计的话,

     就是;一要生存,二要温饱,三要发展。……

     我之所谓生存,并不是苟活;

     所谓温饱,并不是奢侈;

     所谓发展,也不是放纵。

 (拼音)

  Tǎngruò yīdìng yào wèn wǒ qīngnián yīngdāng zěnyàng de mùbiāo,

  nàme, wǒ zhǐ kěyǐ shuō chū wǒ wèi biérén shèjì dehuà,

  jiùshì; yī yào shēngcún, èr yào wēnbǎo, sān yào fāzhǎn.……

  Wǒ zhī suǒwèi shēngcún, bìng bùshì gǒuhuó;

  suǒwèi wēnbǎo, bìng bùshì shēchǐ;

  suǒwèi fāzhǎn, yě bùshì fàngzòng.

 (訳文)

  もし私に、青年はいかなる目標に向かうべきか、と無理にも問うのなら、

  私は、他の人のために考えた言葉を言うほかないでしょう。

  ――すなわち、――に生存、二に衣食、三に発展。……

  私の言ういわゆる生存とは、けっしてその場限りに活きることではなく、

  いわゆる衣食とは、奢侈ではなく、

  いわゆる発展とは、放縦ではありません。