6月25日、木曜日です。

 昨夜は、7時半に横になった関係で、夜中に目が覚めてしまいました。25日、午前2時です。あたりは森閑としています。

 今日の子規歳時は、
 次韻して謝する新茶の絶句かな (1901年、明治34年6月25日)
 子規の大学予備門時代、机上に線香を立てて端座瞑想していたようです。頼山陽は線香一本の間に五言絶句十首を賦したから競争するのだというのです。あとで頼山陽より多くできたと自慢していたとは菊池仙湖の話です。

 今日の魯迅箴言は、箴言113です。
 文艺是国民精神所发的火光,
 同时也是引导国民精神的前途的灯火。
 Wényì shì guómín jīngshén suǒ fā de huǒguāng,
 tóngshí yěshì yǐndǎo guómín jīngshén de qiántú de dēnghuǒ。
「文藝とは国民精神が発する火の光であり、同時にまた、国民精神の前途を導く灯火でもあるのだ。」
 文芸;文艺 wenyi 国民精神;国民精神 guominjingshen 前途;前途 qiantu
 灯火;灯火 denghuo

 今日の論語は、論語7-35(巻第四 述而第七篇 35章)です。
 子曰、奢則不孫、儉則固、與其不孫也寧固、
 Zǐ yuē, shē zé bù sūn, jiǎn zé gù, yǔqí  bù sūn yě níng gù,
「子曰わく、奢れば則ち不遜、倹なれば則ち固なり。其の不遜ならんよりは寧ろ固なれ。」(孔子がいわれた、「贅沢をしていると尊大になり、倹約していると頑固(かたくな)になるが、尊大であるよりはむしろ頑固の方がよい。贅沢の方が害が大きい。」と。)(子曰,奢则不孫,俭则固,与其不孫也寧固,)